早稲田大学受験生の知っ得情報サイト 合格体験記


学生生活日記画像



合格体験記.2

早稲田大学国際教養学部2年 R・Kさん

受験生の皆さん、こんにちは!
私の受験体験記で一人でも多くの受験生の役に立てれば幸いです。

●早稲田を志したきっかけと時期

正直にいうと、早稲田を志したことは受験時代に一度もなかった。第一志望が東大だったので、東大以外の大学はまったく考えていなかった、東大合格発表日まで。東大は不合格だったが浪人するつもりはなかったので、滑り止めで受けた早稲田に通うことになった。だから早稲田に対していいイメージを抱いて入学したわけではない。

私立に行く気はなかったために志望した時期というものはなかった。センター試験に失敗しICUのセンター利用に受かるか微妙なラインに立ってから、早稲田の国際教養の一般受験を初めて考えた。なぜ国際教養を選んだかと言えば、リベラルアーツというのと、英語を身につけたかったから。留学に必ずいけるのも大きな魅力だった。

TOPへ戻る

●受験勉強開始した時期

本気でやり始めたのは7月終わり。応援団をやっていたため、野球応援が終わるまでは鬼のような忙しさだった。引退後の7月23日に受験勉強を開始。一般的に進学校では高2の1月or高3の4月というのが受験勉強の開始時期としてメジャーかな。だから人よりは遅く始めたといってもよいが、それまでもコツコツと地道に勉強していたし、引退後のプランをきちんと考えておりモチベーションも高く保っていたので勝負できるくらいには間に合った。

受験を早く意識することはすごくいいことだと思う、ただ継続がなにより大事。受験勉強に早くからしっかりと取り組める人は計画的にこなしていって、モチベーションを保ち続けるのがすごく大事だし、部活などを3年の夏までやる人は引退までにいかに受験へのモチベーションを高め、引退後にいままで遅れをとってきたという思いを爆発させられるか。忙しい人は隙間時間を使うのもすごくいい、というかそういったところでマメに勉強してるやつが受かる。

TOPへ戻る

●予備校とかは?

通っていない。近くに大手の予備校がない田舎だったのが一点。学校でも縛られ、塾でも縛られるのに耐えられなかったのが一点。お金が高いのが一点。いろいろ理由はあるが、予備校に魅力を感じなかった。

自分で勉強を進められるタイプだったので、自分で参考書を選定し自分でペースをつかんでやっていた。予備校とか参考書とかって結局、質だからね。いいものを選定して自分でやっていけばいい。予備校に自分の勉強をすべて丸投げするやり方は自分は出来ない。もちろん自分のために本当に考えてくれる講師が各教科いるならば話は別だが。

自分で勉強するのが苦手な人は積極的に予備校とか使ったらいいのでは。でも危険なのは塾に行ったら成績が上がるわけではないということ。何がベストの勉強方法なのか、模索してみるのが大事。友達がいるからとか、中学校から続けているからとか、惰性で塾に通うのはお金も時間も労力もまったくもって無駄なので。どうせ高いお金と貴重な勉強時間を出すなら、それ相応のものを得ましょう。

TOPへ戻る

●自分の中で頑張ったこと

高校生活で成績(学校の)が落ちたことが一回もないということ。常に上がり続けた。裏を返せば最初はひどかったということだが(笑)。一年生の頃は勉強に対する意欲もそれほど高くなく、順位も半分以下をとることもあった。散々遊んだ夏休み明けの実力テストでひどい点数と順位を叩き出し、次の定期テストは本気で勉強しようと心に決めた。

そうして本気で勉強したらなんと学内12番。二けたとるのも考えてなかった自分が一気に上位層に!この時の感覚はえも言わぬものです。努力すれば勉強は必ずできるようになる、この時に確信したし、かなり勉強に対するやる気がわいた。「自分もやればできる」と。「自分はやればできる、でもやらないだけ」こんなことをよくギャグで言う人がいるが、本当にそうだと思う。みんな勉強すればある程度の段階まではのぼれるはず(個人でレベルは異なるが)。ただ、「やる」というのが難しい。実際「やる」人が歴史を作ってきたし、これからも作っていくわけだから。

一回でもいいので定期テスト本気で頑張ってみる、本気で。そこでいい順位を取れれば勉強に対する認識が一変する。もし取れなかったら次のテストまで頑張る、本気で。どうしても成績が上がらないなら、それは努力不足か勉強方法が間違っているということ。

努力不足はもっと努力するしかないが、勉強方法が間違っている場合は方法を正しさえすれば実力はかなり伸びる。金を掘る時も金脈を掘らずに、他のところをいくら掘っても金は永遠に取れない。各教科ごとに核心を掴むことがとても大事。受験の核を掴むことも早い段階で出来たらいい。

TOPへ戻る

●特に意識したこと

受験勉強はモチベーションを保ち続けるのがとても難しいので、ひたすら合格するイメージを頭の中で描き続けた。人生の中でたった半年頑張れば、その先何十年の人生が変わる(決まるわけではない)と思って。とにかく自分に厳しくストイックにやることを追い求めた。

受験時代に苦労すれば苦労するほど、合格した時の喜びは大きいものでしょう。何だってそう。適当にやったら適当にしか返ってこないし、本気でやったらそれ相応のものが得られる。

もう一つ意識していたのは、精一杯受験勉強を楽しむこと。こんな経験二度とできないと思って、じゃあ楽しもうと思ってやった。つらいこともたくさんあるが、それさえも楽しめる気概を持つ努力をしていた。

あと、これは結構変わった動機なのかもしれないが、自分は高校の模範生徒になりたかった。勉強だけでなく生活でも。「あいつは他の誰よりも勉強してる、だから受かった」こう言われることを目指していた。受験勉強をしていると「なんであの子は私より勉強してないのに私より成績いいの?不公平じゃない?」とか思うことが必ずあると思う。はっきり言うが、天才はいる。頭の構造がどこか違うんじゃないかってやつがいる。自分の高校にも一度聞いたことは忘れない、という後輩がいたのを覚えている。そういった人がいるからといって勉強をやめていいか?それで志望校を諦めていいか?という話。相手にするのはよくできる一部ではなくて、自分と同じ大多数であり、何より自分自身。それに努力すれば天才にも勝ることだってできる(うさぎと亀の話参照)。

TOPへ戻る

●得意科目

英語、世界史。世界史だけは学内の誰にもゆずらなかった。世界史の先生に恵まれ(うちの高校のセンター世界史のアベレージは80を超えていた)、世界史はとても楽しく興味を持って勉強していた。そして世界史は覚えてさえしまえば点数が取れる、必ず。模試でも全国一位を何度もとっているし(つまりは満点ということですが)、東大模試では世界史は上位者表に載ったこともある。

自慢をしているわけではなくて、一科目本当に自分のキーになる科目を作ることが大事だと言いたい。できれば英語がベストだが、興味を持てるものがいい。なぜ英語かと言えば、ほぼすべての大学で英語は必要であること、配点が低くなることはほとんどないこと、大学に入ってからも使うこと、などが理由で挙げられる。

TOPへ戻る

●苦手科目

国語。この科目は最後までよくわからなかった。漢文は簡単だが、現代文古文は読解がめんどくさくて。勉強するのも嫌いだった(笑)。苦手意識が芽生えたのは三年の秋からだったが。国語はむらがあると言われるが、実力があるやつはやっぱりコンスタントに成績がいい。ただどうやったら実力をつけるのかいまいち掴めず。別に足引っ張った科目ってわけじゃなかったけれども。

TOPへ戻る

●各科目オススメの勉強方法

【国語】
国語は前述の通り、実力をつけるのが難しい科目。勉強したら出来るようになるのは確かだと思うが、費用対効果を考えると後回しにしてもいい。ただ古漢はわりとすぐに仕上がるので、重点的にやったら失敗しなくなる。古文は単語が様々な意味を持つので大変、うまく体系立てて覚えるのがいい。あとは敬語はあんがい簡単なのですぐ覚える。漢文は全ての教科の中で一番仕上げるのが簡単、覚えることがとても少ないから。一回完成させたらあとは読解あるのみ。

【英語】
英語は一言で言えば音読。これに尽きる。国際教養学部は8割が英語の授業、英語に関しては他の科目よりも勉強した自信がある(受験時代も大学に入ってからも)。すべての教材を音読した。音読するとリーディング力UP、リスニング力UP、スピーキング力UP、英語脳になる、などの効果が出る。返り読みできないために英語を英語として理解するしかないので、速読もかなりできるようになる。 “I’m from Japan.” を「私は日本から来ました」と理解するのではなく “I’m from Japan.” と理解することが大事、これが英語脳の創成。正しく発音するためにCD付きの教材を積極的に使って、シャドーイングもよくしていた。『速読英単語』これは超良書。すべてを包括的に勉強できる教材。必修編だけで十分かなと思う、上級編はやりたい人はどうぞ感じ。あとは語彙力、これはもう地道に努力するしかない。語彙力なかったら正直何もできない、言語だから。音読と語彙増強さえ毎日続けていればかなり英語は得意科目になるはず、これは保障する。そして英語が得意になれば受験ではかなり有利になるのは確か。ライティングは一回500wordsくらいの英作文を、どれだけ時間かかってもいいからいろんな構文や辞書も使いながら書いてみると、100wordsとかなんとも思わなくなるからおすすめ。ちなみに今の自分は1000wordsのレポートなら少ないと感じるほど。英語は言語なので、ひたすら地道にやるしかない。でも地道にやれば必ず習得できる科目。だってアメリカ人は子供からお年寄りまでみんな英語が話せるわけだから。

【数学】
『青チャート』青チャート伝説再び(笑)。理系はこれだけでは確実に足らないが、文系は青チャートの例題が完璧になればほぼすべての大学で合格点をとることができると思う。数学の場合は正直センスが出るので、自分が苦手だと思ったら公式と定型問題の解法暗記に勉強方法を切り替えてもいい。数学の先生は解法暗記を毛嫌いするが、それは数学が出来る人の立場からの言葉だから、あんまり気にしなくてもいいかも。個人的には本質をきちんととらえて勉強すれば楽しめる科目だとは思うが。ちなみに早稲田だったら地歴よりも数学受験をおすすめする(数学がある程度できるなら)。どこの学部もそんなに難しくないし、地歴との得点補正で有利になることが多い。

【世界史】
教科書&資料集&用語集。これだけで事足りる。あとは短答テスト形式のやつが学校で配られると思うので、それをやったらいいかな。ただ、早稲田の世界史とかは一切勉強していないのでその点はよくわかりません、かなりスペシフィックだとも聞くし。まあでもみんなが知らない問題を答えられるよりも、みんなが落とさないやつを確実に落とさなければいい話なので。詳しいところを覚えて満足するよりも、世界の歴史という大きな外観を持って大局的に勉強出来たらいい。つながりが見えてくるととても興味深くやれる。世界史をよく単語を覚えるだけだと思っている人が大きな間違い。宇宙創造137億年、地球創造46億年、人類誕生400万年、こういった歴史の観を持って勉強することが大事。そうやって各国の歴史、特につながりを見ていくと今がどういった時代なのかわかるようになる。歴史の知識を蓄えても現代には活かされない、歴史を通して現代を見分ける能力を養うのが世界史の醍醐味。これがわかればこんなに面白い科目はないと個人的に思う。

【地理】
『面白いほどよくわかる 地理B』瀬川さんの本。これ三回くらい読めばいい。地理は地の理だから理論さえ学べば様々な場所に適応できる。地理もすごく好きな科目で好んで勉強していた。二次試験でしか使わない科目だったので、東大対策しかしていなかった。地図帳にバンバン書き込みをして、資料集、データブックも大活用した。データブックのランキングを覚えるとかは地理じゃない。そんなのは入試の前日にやればいい。そういったものを覚えるのでなくて、どうしてそうなるのか?気候や文化、さまざまなものをリンクさせて解答を導き出す。ここに醍醐味がある。地理は勉強すればするほど世界に対する認識と、憧れが増す。だから日本地誌は少し苦手だった。鳥葬とかウユニ塩原とかを知れたのは地理のおかげ。地理もはまるとかなり楽しめる科目。

【政経】
『面白いほどよくわかる 政治経済』今は公民という括りだからない本かも。どうせ公民なんてセンターしか使わないから、こういった本でセンター対策だけすればいいのでは。でもそれじゃあつまらないから、習ったことを生活にあてはめてみるのが楽しむ秘訣。公民で習ったことは実生活でかなり役立つことがある。政経では政治を見る目がより洗練されていくし、メディアがどう偏向報道をしているのかもわかるようになる。倫理は一つ一つの思想の違いをきちんと理解して、どの思想により自分は共感しているのか、またそれはなぜなのか、とかを考えていったら面白いのかも。現代社会はニュースでやることばかりなので、基本的に大学生、教養人なら知っておいた方がいいことばかり習う。教養の授業だと思って勉強したらいい。

【生物】
『サブノート 生物I』書き込み式のサブノート。書き込みながら覚えていき、書き込んだ後はとても見やすい参考書に変化する!これは良書。生物はⅠまでしかやってないので大したことは言えない。自分の体の構造がどれほど精密に緻密に創られているのか、そういったところにフォーカスしたら楽しんで勉強できるかも。よく遺伝が苦手という人がいるが、遺伝はパズルみたいなもん。ちょっと勉強すればセンターの遺伝はほぼ満点とれる。

【全教科】
受験勉強としてではなく、学問として勉強してみる。これが受験を楽しむ鉄則。どういった学問なのかっていうのを考えてみる。二重尊敬を覚えるのが古文でもないし、因数分解を解けるようになるのが数学でもないし、「マルクス=アルレリウス=アントニヌス」を覚えるのが世界史でもない。学問の本質を見極めて勉強すれば決して無駄にはならない。それを点数至上主義になってしまったら勉強するのがただ苦痛になってしまうだけ。もちろん科目の好き嫌いや、学問と受験勉強があまりにも乖離している現状もあるから、簡単には片づけられないところはあるけど。

TOPへ戻る

●本格的に開始する前

東大を志すようになったのは二年生の暮れか明けくらいだったから受験に対する意識はあった。が、4月からはいかんせん応援団の活動があまりにも忙しく、帰ったら飯も食わずにバタンキュー、そしてそのまま早朝の学校へ、というのが常だった気がする。勉強をそれでもしたいという意欲はあり、頑張ろう頑張ろうとして三日間くらいは勉強するのだが、結局またやらない日々が続く、というのの繰り返し。受験勉強というにはあまりにも拙いものだった。

TOPへ戻る

●夏休み

7/19母校の野球部が敗戦、応援団を引退する。二日くらいは引き継ぎや、気持ちの整理に追われていた。7/22この日から受験生活がスタートした。頭や気持ちの切り替えの速さには自信があったため、高校生活すべてをかけてきた応援団の引退から、たったの3日で受験勉強に取り掛かれたのはすごいよかったと思う。 受験の天王山と呼ばれる夏休みだが、40日間あるならば500時間ほどの勉強時間が東大受験者の相場だった。1日平均12.5時間。自分は、と言えば30日間で283時間。1日10時間もやっていない計算になるが、東大模試が2回あったり、私立について調べたりしている日もあるので、特に予定が何もない日はほぼ12時間は切らなかった。やったことはひたすら基礎固め。色んな人が言っていると思うが正直基礎がないと何もできない、これは事実。基礎があったら応用問題も解けるというのはうそだと思うが、基礎がなければ基礎問題も解けないのは事実。スポーツだって、アルバイトだって基礎がなければ何もできない。すべてに通ずる法則、何をやるにしても根本をとらえるという作業をまずしなきゃいけない。 以下科目別にやったこと


【英語(92.5h) 】
英語は1科目の中にやらなきゃいけないスキルがたくさんあるので、個々に参考書を選ぶ必要があった。長文は『やっておきたい長文500』かなり簡単なやつだったが長文になれるという意味ではよかったのかなと思う。問題を解いたあとには必ず音読をしていた。英文法は『ファイナル英文法』何回も繰り返しやった気がする。基礎はほぼかたまっていたので確認程度。これも最後に音読。単語は『速読英単語』これはイチオシ。1日2個新しいのを進めて、なおかつ直近にやった10個を音読していた。

進め方は、何も見ずに二回リスニング⇒音声付で二回リーディング⇒単語暗記⇒音読、みたいな感じだったと思う。リスニングは『英検リスニング問題』『Z会 リスニング』英検の問題は1回しか聞くことが出来ないので緊張感があってよかった。Z会のリスニングはやる価値なかった。英作文もZ会のやつを使っていたが、これも特筆すべきことはなかった、やらなくてもよかった。

【数学(81h)】
『青チャートⅡB』の例題をひたすら解き続けた。青チャート完璧なら文系数学のほとんどすべての問題に対応できるというのはあながちウソじゃないと思う。東大京大一橋とかの難関大学を除けば、青チャートでだいたい解ける。実際に青チャートの例題を制覇してから漏れがなくなって、応用問題に向けてかなり動きやすくなった。

【国語(47.5h)】
『現代文と格闘する』かなりの良書。いい参考書だと思う。現代文は勉強する気がどうしてもわかなかったがこれだけは頑張った。古文は『イメージで覚える古文単語』『古文アチーブ』というのをやった。いずれも学校で購入したもの。漢文も『漢文アチーブ』と『漢文必携』。古典は全部学校で購入したもので勉強している。特に関心がないせいかもしれない。古文は完成させるのが難しいので、じっくり単語と読解を積み重ねるのがいい。漢文は簡単に仕上がるので、さっさと仕上げて得点源にする。

【世界史(31h)】
『山川教科書』これをとりあえず通読した。通読したはしたけど、そんなに流れが入ったわけでもなく、ただ読んだだけって感じだった。もっと流れをとらえて読めば効果は上がったと思う。あとは『10分間テスト』などの確認系のものを使って、知識に抜けがないようにしていた。抜けがあったら授業ノートと資料集で補充。

【地理(31h)】
主にやったのは『面白いほどよくわかる地理B』。瀬川さんの書いている参考書、地理のだいたいはこの本でこと足りる。かなりの良書。あとは東大地理限定の『ジオゼミ通信予備校』これで東大対策もしていた。地理は東大二次でしか使わない科目だったので完璧に東大対策にシフトしていた。

【合計(283h)
この時間は決して多いとは言えないかもしれないが、かなり密度の濃い夏休みを過ごせた。受験勉強を開始した時にたてた参考書の目標はほぼ達成している。東大模試ではぼこぼこにやられたが、そんなのは勉強のモチベーションをあげる起点にしかならなかった。

【生活面】
生活面で意識したのは、規則正しくしたこと。12時には寝て、6-7時には起きていた。運動しないと頭の機能が低下するので、朝起きたらすぐ散歩しながら英単語を覚えることもあった。たまに夜に社会人と混ざってサッカーをすることも。昼休憩は1時間とっていたのだが、その時間フルハウスを英音声英字幕で二話見ていた。かなり気持ちも和むし、一応勉強にもなるしでオススメ。勉強だけずっとしてたら気持ちが切れてしまう。あとは同じく昼休憩のときにドラゴン桜のドラマバージョンを見てやる気を出していた。夏休みはかなり希望に燃えていた。これからやってくる秋から冬に向けてどれほど自分を追い込めるのか、どれほど今までの差を埋められるのか、楽しみながら勉強していた。夏休みが終わったころには満足感がたっぷりだった。やりたかった課題は全てこなし、確実に自分の実力アップを感じた夏であったのは間違いない。

TOPへ戻る

●秋―センター前

9月から新学期が始まった。授業が始まるとなると今までのリズムが一気に崩れてしまい学校から帰ると疲れてすぐ寝てしまうことが多かった。ここからはかなりZ会の東大シリーズに頼るようになったが、最後まで続けたのは英語と数学だけだった。他の教科(世界史、地理)は添削が曖昧でそこまでZ会の強みを利用できなかった。国語は推す人が多いが自分は国語が苦手なのもあって気が進まなかった。Z会は少し難しい。東大模試の結果も返ってきて駿台、オープンともにD判定。そうだろうなとは思っていたが現実をたたきつけられることになった。9月はとにかく英数に打ち込んでいた。

10月は頭に球技大会があった。受験生最後の学校行事だから三年生はみんな結構燃える。もちろん自分も燃えた。そうやって熱くなっている人を見て、「この時期によく遊べるな。どうせあいつら落ちるよ」とかぼやいて白い目で見てくる人はどうかと思った(笑)。種目はフットサルで結果は校内3位!そして10月は我が高校では模試祭りと言われていて、毎週末模試があった。進研駿台記述と全統マーク&記述。週末に勉強できないのは本当につらくて、こんなしょーもない模試受けさすな!って感じだった。この時期は体調を崩す人が続出するので、体調を崩さないようにかなり気を付けて生活をしていた。手洗いうがいの敢行は絶対。

11月は秋の東大模試。ここがかなりの分岐点になってくる。11月2週目の日記で「とりあえず今週はクソだった。時間も内容も。もう無駄には出来ない。遠足も終わったし、本当に勉強だけして、東大合格のみを心に誓って生活する。受験を楽しみます。」と記してある。他にも強気な発言が多々見られるのは、なんだかんだ不安だったからなのかもしれない。勉強しても成績が伸びる気配が無く、かなり苦しい時期を過ごした。

12月はそろそろセンター試験が頭によぎってくる。でも東大は二次勝負だから、23日くらいまではセンター対策は何もしなかった。逆に言えばそれからはただひたすらセンター対策。二次と違って難しくないし、点が取れるから楽しかった。このころに秋に受けた東大模試が返ってくる。結果はCとD判定(それぞれ最上部、もう少しでBとC判定)。でもオープンでは世界史大論述で字数指定を間違え丸々点が飛ぶなどが起こって、それがなければ上位者表に載る点数だった。合格圏内に入ってきたと実感。


9月―センター対策までにやったこと

【英語】
基本的にはZ会の東大英語をきちんとやっていた。長文は授業の教材を中心にZ会も読み込んでいた。相変わらず『速読英単語』は続けていてシャドーイングをひたすらしていた。これはかなり有効。この時期から英作文は『ドラゴンイングリッシュ』に頼るようになった。100個の例文は全て覚え、内容も3周くらいしたかな。リスニングは『パーフェクトリスニング』という参考書をやった。これも良書。あとアルクの『日本人はここが聞き取れない』というディクテーションにも挑戦した。そのあとは『キムタツの東大英語リスニング』これはオススメ。ここまで東大リスニングに限った参考書は珍しかった。英文法では『UPGRADE』をやりまくった。結局5周くらいやった。出来ない問題は出来るまで。

【数学】
学校の予習復習⇒過去問⇒Z会という風にステップをあげていった。この時期からは一問一問ときちんと格闘する問題の解き方をした。青チャートはあくまで東大数学を解くまでの布石。過去問は早めに手をつけて慣れた方がいいと思い、そうした。問題数をこなすのは特に意識せず、一問ずつきちんとどこまでが理解できていてどこまでが理解できていないのかを裂いて考えた。数学に自信が出てきたのはこの時期。

【国語】
この時期から国語に苦手意識が芽生え始めた。特に古文。現代文はもうやる気なかったので古漢をどうにかする方向にシフトした。古文はひたすら『イメージで覚える古文単語』を繰り返した。読解は『古文アチーブ』を中心に過去問もちょいちょい解き始める。漢文はほぼ完成していたので『漢文アチーブ』を毎日読解し感覚を落とさないようにしていた。

【世界史】
ほとんどは授業の復習と教科書の読み込み。この時期から世界史の教科書にたくさん書き込むようになり、東大の論述対策として表現を吸収するようになった。現代史を除いて教科書の知識、流れは完成したと言ってもよかった。ちなみに秋の東大実践模試で世界史は上位ランクに載った。センター模試ではほとんど100点。武器と呼べる教科だった。『ヨコから見る世界史』もやっている。東大論述対策。体系的に学べるので重宝した。

【地理】
地理は『ジオゼミ通信予備校』と『面白いほどよくわかる地理B』だけで十分だと思う。知識をつけるのは直前でいいので、とにかく何故なのか?どういった要因があるのか?といったのを理解するようにした。地理は文字通り地の理(ことわり)なので、理論さえ身に着けてしまえばあとは常識で答えられる。

TOPへ戻る

●センター対策

前述の通り23日からセンター対策に取り組んだ。それまでは一秒もセンター対策はしていない。やったことは過去問をひたすら解くだけ。国数英は10か年+五年分追試、合計15か年分くらいは解いた。世界史は本試10年、政経生物は5年分本試追試。ここまで政経生物はかなりさぼってきたので本腰を入れてやった。

冬休みに入ってから一番モチベーションが高く、毎日14時間は勉強していた。センター対策は点数が目に見えて伸びるので面白かったのもあると思う。でも年明けは少しだれてしまった。余裕か焦りか。参考までに過去問の点数をあげると2007が842点、2008が819点、2010が811点。すべて時間通りか、短い時間でやっている。835点が目標だったが、まあ9割行けばいいと思っていたので9割はコンスタントに切らなくなった。

科目ごと。○×△は対策中につけた評価。

【英語(○) 目標195(190)】
英文法はもう一度『UPGRADE』で最終確認。この時期から発音問題にも本腰を入れるようになった。東大受験者ならセンター英語は60分で190は当たり前の世界なので、スピードを重視して解くようにしていた。49分で200点取れた時もあった。リスニングは東大で使うので続けてキムタツを練習していた。190を下回ったことはまずなかった(2000年前半のやつは二回くらいあった気がする)

【国語(△) 目標170(160)】
センター国語は対策した分だけ返ってくる面白い科目だと思う。過去問(模試問ではだめ)を解きまくって傾向さえ慣れてしまえば8割は切らなくなる。模試問は絶対に点数が荒れてしまうが、本試の対策だけしていればそうはならない。国語は時間が足りないので有名だったので、10分短くして70分で解いていた。135-182点までまちまち。でも対策を重ねるにつれて160点は切らなくなってきた。

【数学 目標180。ⅠA(○)】
かなり得意だったが、ⅡB(×)が結構難しくて(特に追試)、8割あたりをうろうろしていた。ⅡBは全て二回解いた気がする。記述だとわからない問題もセンター特有の穴埋め形式対策で、適当な数字を当てはめて解けるようになった。IAは85-100点。ⅡBは70-85点くらいだったかな。

【世界史(○)目標100】
模試では満点取って当たり前だったが本誌ではだいたい95点くらい。まんべんなくすべての時代から出されるので自分の知識のモレが確認できてよかった。センター試験に出てきそうなポイントは決まっているので、図表や絵なども積極的に参照するようにしていた。混同しやすくて狙われるところはもう一度チェック。

【政経(△)目標95(90)】
『面白いほどよくわかる政治経済』を読んだ。これ読んで過去問解いて復習というのを繰り返した。複雑なところは表などにまとめた。90点は取れるようになったが100点を取るのは極めて難しかった。

【生物(×)目標95(90)】
先生が頼りない人だったのと、勉強をしてこなかったので結構苦労した。『サブノート 生物ⅠA』という書き込み式の参考書がかなり良書でこれをやった。本試の遺伝は楽勝だったが、細かい知識にモレがありすぎて困った。80-90点くらいだったかな。


そしてセンター本試を迎えた。緊張なんかは全くなく、自分が学校で一番の点数を取って勝利の凱歌をあげるイメージしかわかなかった。それくらい過去問の調子がよかったしセンター対策は成功した自信があった。蓋を開けてみれば、、、

国語 172
英語 174
ⅠA 84
ⅡB 85
生物 86
政経 86
世史 91

合計 778


笑えなかった。
目標点に到達したのは国語だけ。私立は全く行く気がなくて、ICUのセンター利用だけしか考えてなかった。2010年の点数だとICUのセンター利用は+50点くらいで合格だったので、落ちることはまずないと思っていたが、結果的に4点足らず不合格だった。まあここで受かっていたら今ICUにいるわけだけども。

何はともあれセンター試験は失敗。東大入試にはほぼ響かないとはいえ、精神的なダメージ、そして私立を他に受けなければいけなくなってしまった。

TOPへ戻る

●二次試験まで

前期は東京大学文科三類、後期は東北大学経済学部、私立は早稲田大学国際教養学部。センター後からは不安に圧され、勉強に集中できなくなった。センターまでは家で一人で勉強しているのが常だったが、そうするとセンターの失敗が頭によぎってしまう。なので、友達がいる学校の自習室で勉強をするようになった。励まし合う仲間がいるのがこんなにも心強いと思ったことは受験生活でなかった。

二月頭からちらほらと私立受験者が出てくる中、ひたすら東大の過去問対策+Z会の添削の復習。過去問は2001-2010の10年分を解いた。東大入試はとにかく時間がない。ものすごいスピードで解かないと間に合わなかった。

数学英語で全然点数が伸びずきつかった。どの大学もそうだと思うが英数出来なかったらほぼ受からない。2/10にICUの合格発表があって、それに受かっていたら2/13の早稲田国際教養の受験は行かないつもりだったんだけど、不合格だったから早稲田対策しなきゃいけなくなった。

早稲田対策として、国語はやる価値ないと思ったから、数学は3年分くらい、英語は6年分解いた。国教の英語はこれまたきつかった。1500字超の長文が二題に英作文が一題、それにリスニング。普通に長文読んでたらとてもじゃないけど間に合わないのでスキミングとスキャニングだけで解く。

2/12に東京に上陸、飯田橋のホテルに母親と宿泊、2/13早稲田に乗り込む。発表は東大受験の4日前2/21日、結果は合格。残すは東大だけになった。受験前一週間なんて受かる受からないのことしか頭に浮かばない、精神状態悪い。ある時は「俺なら絶対大丈夫、絶対受かる!」というハイな状態で、またある時は「このままじゃ何やっても受からん。どうしたらいいのだろう…」と落胆する状態だった。やっぱそれだけ頑張ったし、受かりたかったんだと思う。

今まではずっと家で一人で勉強していたが、急に勉強に集中できなくなった。かなり苦しくて、受験を楽しめない時期で、何とかあと一か月だと言い聞かせて毎日毎日を過ごしていたように思う。学校の自習室で勉強するようになり、周りの友達と支えあいながら勉強をするようになってからはだいぶ安定した。

精神を安定させるのはなかなか難しい時期であるのは間違いない。特に多くの私立大学を受ける人は気をつけた方がいいかも。受かると思っていた大学に落ちるなんて当たり前。10校受けて第一志望だけ受かるやつもいる。

何があったとしても受験が終わるまで緊張の糸を切らず、最後まで粘り抜く。ここで失速したらまったく意味ない。この時期はひたすら過去問と復習だったので、科目ごとの勉強方法は割愛。

TOPへ戻る

●早稲田受験当日

前日にホテルでおいしい中華を腹いっぱい食べた。ホテルで勉強する気持ちにはなかなかならず、英語を一題だけ解いてゆっくりごろごろしていた。寝れないこともなく朝も快調。たくさん朝ごはんをいただきいざ出陣。

一科目目は国語だったか、特にひねりもなく普通の問題。というか国語でマークは問題作れないよね。次は数学。ルートの中がものすごい数になって焦ったのは覚えている。基礎問題は全てとって応用は一、二問わからなかった。国語数学共に可もなく不可もなく。最後に残ったのは国際教養の目玉、英語。これができなければ無条件不合格。でも過去問よりも長文がはるかに簡単だった。理解もしやすいし、問題も簡単なものばかりだった。リスニングはギャグ。あまりにも聞こえなくて笑えてきた。三択だったから運もあり半分くらい正答した(自己採点)。

とまあ英語が簡単だったのと、数学受験だったので世界史選択との間で得点補正が入って有利になったのが大きな合格要因だったのかな。とにかく休み時間が長いというか、試験前に15分には着席し、試験後15分は離席できない。試験時間+30分+休憩時間だったためかなり疲れた。三科目だけなのに終わったら外はもうまっくら。そういえば数学の時間かなんかに電気が一瞬消えた。試験監督のバイト(ボランティア?)の大学生が壁によりかかったらそこにスイッチがあったみたい。教授陣の顔が一瞬にしてひきつったのが面白かった。次の科目には電気を消した学生の姿はなかった(笑)。そんなハプニングもありました。

TOPへ戻る

●二次試験当日

渋谷に前泊、食事から何から本当に気を遣った。体調崩してたらもう終わりだからね。前日は寝られない人も多いと聞くが自分もそうだった。なにかわからないが、壁を叩くような奇怪な音が規則的に一晩中鳴っていた。結局2,3時間ほどしか寝ていない。

試験中はとても集中できたので、まあよかったかな。朝ごはんもいつもより抑えて、学ランを装着し東大上陸。見送り人のアーチをくぐり試験会場に着く。隣の人にお互いに頑張りましょうと握手をして試験を待つ。

国語は過去最高の感触。でも大体こういったときは問題文を間違って解釈している。古文でやられた。漢文は久しぶりに漢詩が出てきた気がする。数学は点取り問題を確実に取る。一問はまったく見当がつかないので放置。一問はやったことのある問題、でも何回解いてもきれいな答えが出なくて焦る。一完二半くらいか。二科目で初日は終わり。そんなに失敗した感覚がなかったので次の日にも希望で臨めた。地歴。ここで点を稼げなければ合格は遠のく。世界史から解き始めるが、短答の数が増えたな。小論述もそこまで難しくなく、大論述。現代史が来そうだなと勝手に思っていたが中世だった。地理は様相が一気に変わった。地理は大成功も大失敗もない科目なのでいつも通り。

総合的に見ると、、、うわ、これきわどい!という感じがした。でももう人事は尽くしたから天命を待つのみ。3/10の結果発表を待つ。

いろんな予備校の解答と自分の解答を照らし合わせて自己採点。難化というのがあらかたの予想だったので合格最低点も下がると予想され、自己採点の点通りならば受かったかもしれない。

結果は不合格。それからの踏ん切りは早かった。すぐ早稲田に気持ちが切り替わった。浪人で悩むことはなかった。

合格発表の3日前くらいに兄が夢に出てきて、自分はこう質問していた。「浪人で東大と現役で早稲田だったらどっちだと思う?」兄は「現役で早稲田」と即答。もうこの時点で天命は決まっていたのだろう。もちろん努力が足りなかったのも事実だと思うが。

TOPへ戻る

●受験を振り返って

一言で言うならいい思い出。もう一年はやりたくないな。でもだいぶ自分というのを見つめることが出来たし、自分に挑戦することが出来た。受験は結局他人との偏差値競争なんかではなくて自分の克己訓練でしかないと思う。

受験をただ大学に入るための苦痛の試練だと考えたら、はっきり言って何も残らない。知識は驚くべきスピードで廃れていくものだから。残るのは受験で身に付けたノウハウであったり精神力だ。受験を通して培ったもので大学生になるわけだしね。知識はいらないって言っているわけじゃない、でも大学受験に必要なものと大学に入ってから必要なものは決定的に異なると思っていい。

大学に入ってみると、結局は自分次第なんだなと思わざるを得ない。東大に入ったことでエリート意識が芽生え他人を見下して生きるよりは、東大に落ちた悔しい気持ちやもっと挑戦する気持ちを抱えて早稲田で自分を形成していく方がよっぽど有意義だ。負け惜しみではなくて、本当にそうなのだ。

ある有名な知識人が以前こうおっしゃっていた「人生の目的はお金や名誉にあるのではない。どれだけ自分の精神世界を清く作れるのかなんだ」と。自分自身は早稲田に来て本当によかったと思っている。東大でしか出会えない仲間、早稲田でしか出会えない仲間、それぞれいると思うが、今いるこの環境、この仲間に出会えたことは本当に、本当に感謝している。

TOPへ戻る

●早稲田大学に入ってみて

日本一の大学。みんな(全員ではない)が早稲田大学が大好きで、わちゃわちゃしてる大学生活を送っている。

オリンピック選手もいれば、研究で大活躍する人もいるし、ボランティアに4年間を費やす人もいる。とにかく優秀な学生がとても多い(割合ではなく、絶対数の話)。刺激を受けようと思えばいくらでも受けられるし、あらゆる施設がそろっているのも強み。やりたいことがやれる。

あといい意味でバカなやつが多い、「そんなことしなくていいだろ」みたいな。ヒッチハイクで北海道とか、自転車で全国一周とか、ホッピングで山手線一周とか(笑)。求めれば退屈しない大学。逆に何の思いもないなら、ただ落ちていってしまう大学生活になるかもしれない。

TOPへ戻る

●大学に入ってから

大学に入ってから一年半弱。あまりにも大きい変化、成長だった。入学する前は東大落ちというプライド、早稲田というふわふわした雰囲気、全然行きたくない大学だった。

早稲田というのは早稲から来ている。早稲というのは他の稲よりも早く育つイネで田んぼの中で10%くらいしかないらしい。要するに早稲田大学は10%のエリートを刈るための大学で、他の90%は相手にしていない。こんな話を教師から聞いたのもあり、同じく東大に落ちた友人と「絶対早稲になろう!」と約束した覚えがある。

正直に告白するならば推薦生やAO合格者は見下していたと言ってもいい。これは一般受験者にけっこうあるプライドだと思うし、逆に推薦生のコンプレックスだという話もよく聞く。こんなしょーもないやつだった。入学当初は高校時代の努力量や、知識の多寡だったり、そういったもので人を判断してた。まったくけしからん高慢な野郎だと思う。

田舎の進学校から成績トップクラスで早稲田に入ってくるような奴には高慢な奴が多かったりする(笑)。井の中の蛙とはまさに自分のこと。自分の生きている世界がどれほど狭かったのかをわからなかった。それが様々な人、特に先輩であるが、と出会い話すことによって思考が矯正されてきた。

人の価値はどこにあるのか、お金や名誉、彼女の有無や、ルックス、そんなものによるものではない。世界中には7,000,000,000の人がいる。頭のよい人もいれば、足が速い人もいるだろうし、かっこいい人きれいな人、面白い人、そんなのそれぞれだ、と当たり前のことに気づいたのは大学に入ってからだった。

「俺にはなんの特徴ない、私には特技なんか一つもない」そう反論してくる人もいるだろう。これだけ多くの人がいるそんな中、自分がこの社会にどんなことができるのか、また自分という存在そのものの価値はどれほどのものなのか、それに気づくことが大事だ。しかし大学生活を過ごしいろいろな人と触れ合う中で、自分の価値をわかって生きている人はあまりにも少ないとわかった。これはとても残念なことだ。自分が何のために生まれてきて、自分がどういうことをこの社会に還元したくて、自分がどう死んでいくのか。みんなあまりにもビジョンが不透明。不透明なのは悪いと言いたいのではない、というかある種この世の中で生きていたら当たり前なんだろうなと思う。

でもこのエゴがはびこるゆがんだ世の中に安住して、自分について何も考えないのはいただけない。幸いなことに、自分は自分の価値を見つけることができた。これは自分の能力によるものではなくて、見つけさせてもらったというのが正しい表現になる。

早稲田には素晴らしい人たちがいる。このサイトを見て早稲田に行きたいと思ってくれる人が一人でも増え、一人でも多くの勇士たちがこの早稲田に入学し、そこで満足することなく自分を高め続ける人になってくれることを祈っています。

TOPへ戻る